知らずにやっていませんか?電気代がムダになる暖房機器の置き方

2019.12.20

こんにちは、みんなの暮らしを電気のチカラで応援する「まちエネ」です。

グッと寒くなり、冬本番。暖房機器が活躍する時期になりました。ひと昔前なら都心でも灯油を配達してくれる車がテーマソングを流しながら家々をめぐり、灯油缶を置いていく、なんて光景をよく目にしたものですね。

灯油ストーブに火を入れて、やかんでお湯を沸かしながら、あるいは、お餅を焼いたりしながらのんびりと冬のひと時を楽しむのがこの時期の日常だった、なんて人もいらっしゃることでしょう。

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しかし、東京都内ではそんな光景もほとんど見られなくなりました。

その理由として挙げられるのは、「東京における住宅の賃貸借に係る紛争の防止に関する条例(通称:東京ルール)」です。2004年に施行されて以来、火事のリスクをできる限り減らすことを目的に、賃貸住宅では契約時に「灯油ストーブは使用禁止」と定められました。これをきっかけに、多くの賃貸住宅の居住者は、エアコンや電気ヒーターを利用するようになったのです。

また、持ち家や分譲マンションにお住まいの方でも、オール電化の普及のほか、火災ややけどのリスクを避けるために、灯油ストーブを使う人も少なくなっています。

灯油ストーブならではの、独特のやわらかい火を見かけなくなったことで、「実家の冬が懐かしいなあ」とか「昔ながらのスローライフが恋しいなぁ」と思っている人もいるかもしれません。ですが、遠赤外線が赤くなるような電気ストーブやセラミックファンヒーター、エアコンといった暖房機器だって、きちんとお部屋をあたためて、快適な冬のあったかライフを実現してくれるもの。さらに、置き方やちょっとした工夫さえすれば、より効果的にあたたかさを感じることもできます。

今回はそんな「電気代をおトクにして、冬のひと時をあたたかくする暖房機器の置き方」についてご紹介しましょう。

 

まずは部屋をあたためる下準備を。寒さの侵入経路を遮断しよう!

電気ストーブやセラミックファンヒーター、エアコンのスイッチを入れる前に、まずはそれらの機能が充分に発揮できる環境を整えましょう。お部屋に寒い空気が入ってくる場所と言えば、真っ先に挙げられるのは「窓」ですね。厚手のカーテンでしっかりとすきまを隠して、カーテンの内側(つまり室内)と窓ガラスとの間に空気の壁をつくるようにしましょう。

次に「床」。フローリングだとひんやりするのはご承知のとおりですね。断熱シートやカーペット、ラグを敷いて、あたたかさが床に奪われないようにしましょう。

特に、電気カーペットを利用する場合、フローリングに直接敷くとあたたかさが床に奪われるだけでなく、フローリングが変色する原因になる場合があるので注意が必要です。

 

理科で習った知識を応用して効率的な暖房を!

小学校のころ、理科の時間に「冷たい空気は下にたまり、温かい空気は上にあがる」と教わったことを覚えていますか。暖房機器を置く際には、このことを思い出しながら最も効率的な使い方を考えていきましょう。

まず、セラミックファンヒーターや電気ストーブについてです。電気ストーブをより効率的に活用するなら、窓辺などの冷たい空気が入ってきやすいところに設置するのがオススメです。そうすることで、冷たい空気が入って下に滞留したとしても、その空気があたためられて上昇していくので、お部屋全体の寒さが改善される、というわけです。

ちなみに、セラミックファンヒーターと電気ストーブを比較した場合、より広い空間をあたためられるのがセラミックファンヒーター。電気ストーブは足元などの局所的な暖房に適しているとされます。購入時には、どのくらいの広さをあたためたいかによって、どちらを選ぶか決めると良いでしょう。

他方、すでに天井近くの高い位置に設置されているエアコンの場合は、あたたかい空気が天井付近に滞留しないよう床に向かって風向を調節するよう工夫してみましょう。天井高のお部屋などではゆるくサーキュレーターをかけると空気の循環が促されるので、部屋全体があたたまりやすくなります。

豆知識ですが、「暖房機器をフルパワーにして一気に部屋をあたためて、あとはスイッチをOFFにしたり徐行運転させたりする」という使い方をする人がいますが、これは機械効率を犠牲にして機械能力を最大限発揮するため電気をたくさん使用し、結果的に電気代が高くなることも…。

くわしくは、電気の検針票から紐解く電気料金の決まり方(前編)を見てみてくださいね。

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