停電時に大活躍!電気自動車やPHEVの活用法(前編)

2019.11.29

こんにちは、みんなの暮らしを電気のチカラで応援する「まちエネ」です。

ここ数年、台風や大雨による大規模な災害が立て続けに起こったことで、「災害が起こることを想定し、日ごろからしっかりと備えておくこと」への興味関心が高まっているように感じます。

身近な例では、ミネラルウォーターや非常食を日常的に食べたり使ったりしながら不足分を買い足して常に一定量をキープしておくという「ローリングストック法」の普及が挙げられます。

この方法の利点は、「防災リュックや倉庫などに備蓄食や水を備えていたけれど、いざという時に見てみると、賞味期限や消費期限が切れていた」といった事態を防ぐことができるところにあります。つまり、日常と万が一の備えが一体になっているので、負担感なく続けられる、というわけですね。

他方、生活必需品や食料品以外にも「もしもの時」に備えつつ、日常を豊かにするような製品やサービスなどが増えています。今年の台風15号や19号の被災地で非常用電源として活躍した電気自動車はその代表格と言えるでしょう。

これまで、「電気自動車は二酸化炭素排出量を削減できるのでエコな暮らしにつながる」という理由で選ばれる傾向が強かったと言われますが、これからは、「停電時に非常用電源として使えるためにこれを選ぶ」という意向も高まってくるかもしれません。

ただし、そうやって選んだ電気自動車も、必要な場面で使えなければ宝の持ち腐れになりかねません。そこで、ここでは、災害時に活躍する電気自動車の条件や気になる維持費などについてお伝えしたいと思います。

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EV? PHEV? という人のために特徴のおさらい

電気機器や自動車に詳しいひとにとっては「当たり前のこと」かもしれませんが、まだまだ一般的とは言い切れない「EVやPHEV」について、ポイントをおさらいしておきましょう。

EVは、Electric Vehicleの略。日本では電気自動車とも呼ばれ、三菱自動車工業㈱の「i-MiEV」や日産自動車㈱の「LEAF(リーフ)」がこれに当たります。特徴は、電気でモーターを動かして運転するということ。ガソリンを一切使わないので、給油する必要がありません。

EVが登場し始めたころは「充電できる場所が限られているので長距離走行は難しい」や「充電一回で走行できる距離が短い」といった声も聞かれたものです。しかし、最近では公共施設やご家庭、集合住宅でも充電の設備が整ってきたことや蓄電池の高性能化・大容量化で、EVが普及しやすい環境が整ってきました。

余談ですが、EVやこのあとご紹介するPHEVの充電時間は急速充電の場合、およそ30分程度とされています。その間に「お茶でもどうぞ」という意味を込めて、「CHAdeMO(チャデモ)」と名付けられた急速充電方法が普及してきています。

他方、三菱自動車のアウトランダーPHEVやトヨタ自動車のプリウスPHVをはじめとするPHEV/PHV(プラグインハイブリッド)は、電気を使ったモーターとガソリンを使ったエンジンのどちらでも走ることができる、さらに、外部から車載蓄電池へ充電もできるという画期的な自動車です。すでに広く日本国内に普及しているハイブリット自動車との違いは、PEHV/PHVは外部から充電できるという点です。

 

前編では、EVやPHEVの特徴などについてご紹介しました。次回、後編では、停電時のEVやPHEVの活用法についてご紹介します。

 

<参考>

1. 経済産業省 EV・PHV情報プラットフォーム

2. 三菱自動車 アウトランダーPHEVスペシャルサイト

3. 日産自動車 電気自動車(EV)総合情報サイト

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